審査員を探しに(5)


どうも、岡山に生息する

謎のコピーライター、マスクド・マスカットです。最終話です。

 

シンガポールを代表するクリエーティブ・エージェンシーの

L氏にいきなりメールをしたのはシンガポール滞在2日目の深夜。

3日目に会えなければ、4日目早朝には帰国となるため、

今回の旅の目的は果たせず、ということになります。

 

とはいえ、いきなりメールに返信があるはずもなく。いや、むしろこのまま

なんの返事もこない方が普通か、と腹をくくります。時間潰しも兼ねて

数年前にできたばかりというナショナル・ギャラリー・シンガポールへ。

 

 

 

これは、館内の作品をセレクトして、自分宛にメールが送れるサイネージ。

メールを送ってチェックしてみると、なんとL氏から返事が来ているでは!

きたーーーー!

 

「メール見たよ。ちょっと打ち合わせで出てるけど、15時からならいるよ」

まじか!ガッツポーズを決め、L氏のオフィス

「fFurious(エフ フューリアス)」があるチャイナタウンへ。

 

 

 

 

お、看板発見!

もしや、この方が!

 

 

そう、日本でいうところのおそらく佐藤可士◯氏レベルのCD、

Little Ong氏。

しかし、大変気さくな方で、怪しいマスクマンを

昔からの友人のようにあたたかく迎えてくれたのです。

 

 

「あなたは、レスラー?」

「ノーノー」

 

 

「オフィスはこんな感じですね。見ていってね〜」

どこまでも心が広いLittle Ong氏なのでした。

 

 

日本の岡山というローカルエリアにある

広告制作者のグループなんですが、カクカクシカジカ。

この度アワードを行う予定でして

審査員をやっていただけたらば、と。シカジカ。

(この間、スマホをWiFi接続し、Google翻訳で会話。

途中ヘンテコな訳になったようで、Ong氏大爆笑)

 

OK、いいよー!ということで、

なんとこの度、岡山広告温泉の

WEB審査を引き受けていただくことが決定!

https://koukokuonsen.com/wp/entrywork

 

ふー、よかった!

これで胸を張って日本へ帰れそうです。

(T氏、よかったな。私のおかげで、

岡山広告温泉が世界へ一歩近づいたぞ!)

 

(完)

 

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シンガポール最後の夜は、

前日休みだったBar「D.Bespoke」へリベンジ。

(広告代理店の人なんていませんでした)

 

 

シンガポール スリング発祥のラッフルズホテルのバーテンダーでさえ、

うちより美味いんじゃない!と太鼓判のシンガポール スリング。うわ、絶品。

 

かな〜り落ち着いた大人の空間。

 

 

「あら、岡山からですか?

私は姫路出身なので、鷲羽山ハイランドにいったことありますね」

なんとも地元ネタで盛り上がったのでした。